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- ebookjapanで買った電子書籍はKindleに移行できる?
- 複数のサービスで購入した電子書籍をまとめて管理する方法は?
データなのでかさばらず便利な電子書籍ですが、複数のサービスで購入すると管理に困りますよね。
たとえばebookjapanとKindleを併用している人のなかには「最初からKindle一本にしておけばよかった」と悩んでいる人も少なくないでしょう。

残念ながら、ebookjapanで買った電子書籍はKindleに移行できません。
ただし管理方法を工夫することで、ひとつのデバイスでまとめて閲覧することは可能ですよ。
本記事では「ebookjapanとKindleをまとめて管理する方法」について解説します。
クーポン利用などで複数サービスを併用する機会の多い人は、ぜひ参考にしてください。
ebookjapanの電子書籍はKindleに移行・変換できない

あらためて結論をお伝えすると、ebookjapanで購入した電子書籍は、Kindleの電子書籍に移行・変換できません。
これは電子書籍の購入が「購入を行ったサービス上で対象の電子書籍を閲覧する権利の購入」だからです。
変換・移行できないのは「閲覧する権利」を購入しているから

前述のとおり、電子書籍の購入は、漫画の画像データを購入しているわけではありません。
購入しているのはあくまでも「閲覧する権利」なので、仮にその電子書籍サービスが終了した場合でも、漫画の各ページの画像データを手元に回収できるわけではありません。
サービスが終了した時点で購入した電子書籍は読めなくなるため、サービスを選ぶ際は、事業の継続性が信頼できそうなところを選ぶと安心です。
同じ作品でも別サービスでは閲覧できない
また電子書籍で購入する「作品を閲覧する権利」が有効なのは、購入したサービス上に限ります。
同じ作品だからといって、別のサービス上で読めるわけではありません。
ebookjapanをKindleと一緒に管理する方法

ebookjapanで購入した電子書籍はKindle上に移行できません。
閲覧可能な電子書籍を単独のサービスにまとめることはできないため、同一のデバイス上でebookjapanとKindleを別々に利用するのが最適な管理方法です。
共通のライブラリで管理できませんが、同じデバイスで購入した書籍を読めるため、管理の煩雑さを我慢できれば最善の方法でしょう。

この方法でダメなら、ebookjapanで買った電子書籍をKindleで買い直すしかありません。
ebookjapanとKindleを同一のデバイスで読むおすすめの方法
ebookjapanとKindleを同一のデバイスで読む場合、3つの方法が考えられます。
- iPad・Androidタブレットを利用する
- Fireタブレットを利用する
- FireタブレットでAurora Store経由でebookjapanアプリを利用する
ここではそれぞれの方法のメリットとデメリットを解説します。
iPad・Androidタブレットを利用する

メリット
- アプリで管理できる
- 使いやすい
- 画面がきれいで見やすい
デメリット
- 価格が高い
- iPadはアプリ内でKindleの購入ができない
iPadやAndroidタブレットを利用することで、同一のデバイス上でebookjapanとKindleを管理できます。
それぞれebookjapanアプリ、Kindleアプリが配信されているので、インストールすることで1つのデバイス上で両方のサービスを管理できます。

しっかりアプリ対応しているので、使いやすいのもメリットです。
難点は費用で、特にiPadは価格が高く無印iPadでも5万円近くするため、電子書籍のためだけに購入するのはややもったいないかもしれません。
またiPad向けのKindleアプリでは電子書籍の購入ができないため、やや使いづらいのもデメリットです。
Fireタブレットを利用する
メリット
- 価格が比較的安い
- Kindleとの相性がよい
- Amazonですぐに購入できる
デメリット
- ブラウザからの閲覧は利用しにくい
- 本体が値段相応でやや安っぽい
FireタブレットはKindleリーダーとしても利用できるほか、専用のSilkブラウザでWebブラウジングも可能です。
ebookjapanアプリはFireタブレット向けに配信されていないため、Amazonアプリとしてインストールできませんが、ブラウザからログインすれば、WEB版のebookjapanが利用できます。
またFireタブレットは価格が安いのもメリットで、最安のモデルなら6,000円以下で購入できます。
セールでは30〜40%オフも当たり前なので、購入するなら毎月のタイムセール祭りや年2回の大型セール時がおすすめです。
FireタブレットでAurora Store経由でebookjapanアプリを利用する
メリット
- ebookjapanアプリをインストールできる
- Google Playを擬似的に使える
- 擬似的なAndroidタブレット環境を安く揃えられる
デメリット
- 非公式の方法で潜在的なリスクがある
- 対応されて突然使えなくなる可能性がある
Fireタブレットを使ったもうひとつの方法に、Aurora Store経由でebookjapanアプリをインストールするという方法があります。
Aurora StoreはGoogle Playと互換性を持った無料のオープンソースソフトウェアで、Google Playの下位互換アプリとして利用できます。
Aurora StoreはAPKファイルをダウンロードすることで、Fireタブレットに非公式にインストールできます。
インストールしたAurora StoreはGoogle Playと同様に利用できるため、ebookjapanアプリをインストールして利用できます。

以前はGoogle Playをインストールできましたが、FireOSのアップデートにともない、事実上利用が不可能になりました。
現在では代替手段として、Aurora Storeの利用が一般的になっています。
スクリーンショットをPDFファイル化するのは利用規約違反
スマホやタブレットにはスクリーンショット機能があるため「スクリーンショットをKindleに送付すればよいのでは?」と考える人もいるかもしれません。
スクリーンショットに対しては各電子書籍ともに対応は厳しく、利用規約で「スクリーンショット不可」としているところがほとんどです。
アプリにはスクショ行為を検知する機能が組み込まれており、アカウントBANなど対応も徹底しているので、絶対にやらないようにしましょう。
ebookjapanをKindleに変換する方法でよくある質問
よくある質問と回答を紹介します。
- ebookjapanはKindleリーダーで開ける?
- ebookjapanは、Kindle電子書籍リーダーで閲覧できません。
KindleリーダーはKindle専用のデバイスで、他の電子書籍には対応していません。
- ebookjapanのDRMは解除できる?
- ebookjapanのDRMは解除できません。
またDRMの解除は違法です。「技術的保護手段・技術的利用制限手段を回避」に該当するため、著作権法違反として刑事罰の対象です。
- スクリーンショットをPDF化できる?
- 電子書籍サービスのほとんどは、利用規約でスクリーンショットの撮影を禁止しています。
また撮影行為を検知するしくみがアプリに組み込まれている場合もあり、悪質性が高いと判断されればアカウントの利用停止などの処置が下される場合もあります。
ebookjapanからKindleに移行する方法まとめ
最後に、ebookjapanからKindleに移行する方法についておさらいしましょう。
- ebookjapanからKindleに移行する方法はない
- 電子書籍の購入はサービス上で閲覧する権利を購入している
- Fireタブレットなどのデバイス上で別々に管理するしかない
- デバイスはFireタブレットが安くておすすめ
- Aurora Storeを使えばFireタブレットでGoogleアプリを利用できる
購入した電子書籍は、別の電子書籍サービスに移行できません。
ebookjapanからKindleに移行することもできないため、管理をできるだけまとめたいなら、同じデバイス上で別々に管理するのが最善の方法です。
これから新規にデバイスを用意するなら、価格の安いFireタブレットをおすすめします。