この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
- 電子書籍で漫画を読むメリットは?
- 紙の漫画との使い分け方は?
- 電子書籍と紙の漫画はどちらがおすすめ?
電子書籍を利用してみたいけれど、メリットがはっきりしないからと、購入をためらっていませんか?
また本をデータで購入することに漠然とした不安を感じる人も多いでしょう。

電子書籍はデータなので、物理的にかさばらないのが大きなメリットのひとつです。
家にいながら新刊を簡単に購入でき、しかも経年劣化しないなど、メリットは思った以上に豊富ですよ。
本記事では、電子書籍でマンガを読むメリットとデメリットについて詳しく解説します。
「電子書籍を利用したいけどなかなか踏み出せない」と感じている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
電子書籍で漫画を買うべき9つのメリット
電子書籍で漫画を購入するメリットは9つです。
- データなのでかさばらず場所を取らない
- データなので経年劣化せずきれいな状態を保てる
- まとめ買いやセール、キャンペーンなどで安く購入できる
- 書店に行くことなく自宅でダウンロード購入できる
- スマホや電子書籍リーダーで大量のマンガを持ち歩ける
- 防水仕様のデバイスがあればお風呂でも読める
- Kindle Unlimitedなどのサブスクリプションが豊富
- 本棚に置きづらいマンガでも購入しやすい
- 無料本や試し読みが豊富
詳しく見ていきましょう。
①データなのでかさばらず場所を取らない
電子書籍は本をデータで取り扱うため、紙の本のように場所を取りません。
漫画は1作品の巻数も多く、さまざまな作品を購入していくと、あっという間に本棚を埋め尽くしてしまいがちです。
電子書籍は何冊購入してもデータはクラウド上に保管されるため、部屋を圧迫することがありません。
②データなので経年劣化せずきれいな状態を保てる
電子コミックはデータなので劣化せず、汚れもつきません。
最も美しい状態で画面に表示されるので、どんなときでも最高の状態で漫画を読めます。
一方、紙の漫画は管理が悪いと虫が付いたり紙がやけたりするため、よい状態を維持するのはそれなりに大変です。
③まとめ買いやセール、キャンペーンなどで安く購入できる

電子書籍の大きなメリットが、各サービスで実施するセールやキャンペーンです。
場合によっては購入額の50%がポイント還元されるなど、書店の購入では考えられない高還元率です。
セールやキャンペーンは夏休みや年末年始など、イベントにあわせて実施されることが多いため、年間を通しておトクに利用できます。
④書店に行くことなく自宅でダウンロード購入できる
電子書籍は自宅で購入でき、購入後はすぐに読み始められるのも大きなメリットのひとつです。
電子書籍は書店にように在庫に影響されることがないため、買いたい巻を好きなタイミング購入できます。
また新刊は発売日に日付が変わったと同時にダウンロードできるので、いち早く作品を楽しめます。
また少々マイナーな作品だと地元の本屋に並んでないことも珍しくありませんが、電子書籍なら大型書店まで足を運ぶことなく、自宅にいながらすぐに読み始められます。
また最近では漫画雑誌の電子版も一般的になってきていますね。
⑤スマホや電子書籍リーダーで大量のマンガを持ち歩ける
電子書籍なら、デバイスひとつで大量の漫画を自宅から簡単に持ち出せます。
本の中でも漫画は特に冊数が多くなりがちですが、電子書籍なら100冊でも500冊でも容量さえ許せば問題ありません。
たとえば、AmazonのKindleは32GBのストレージで650冊を保存できます。
- 8GB:漫画130冊分
- 32GB:漫画650冊分
もちろんデータはクラウド上に保存されているので、万が一の故障があっても安心です。
⑥防水仕様のデバイスがあればお風呂でも読める
電子コミックはデバイスが対応していれば、お風呂でも読書ができます。
紙の漫画の場合、お風呂に持ち込むと濡れてふにゃふにゃになってしまいますが、電子書籍ならそのような心配がないため、入浴時間を有効に活用できます。
⑦Kindle Unlimitedなどのサブスクリプションが豊富

Amazonの電子書籍サービス・Kindleでは、月額980円で対象の書籍が読み放題となる「Kindle Unlimited」を提供しています。
Kindle Unlimitedでは一般書籍も含めて200万冊もの本が月額読み放題で、もちろんこのなかには漫画も多数含まれています。
すべての電子書籍でこのようなサブスクを提供しているわけではありませんが、安価かつ大量の書籍が月額利用で読めるのは、電子書籍ならではでしょう。

⑧本棚に置きづらいマンガでも購入しやすい
電子書籍は本棚に並べる必要がないため、人に見られたくない漫画でも購入しやすいのがメリットです。
最近では、BL、TL、アダルト系の漫画に強いサービスも増えてきています。
人目を気にすることなく自分の世界を追求したい方は、ぜひ電子コミックに乗り換えましょう。
⑨無料本や試し読みが豊富
電子書籍では、無料本の配信や試し読みが豊富に展開されています。
商業誌に掲載されている有名作品なども多く含まれているので、漫画としてしっかりと楽しめますよ。
またサービスによっては、読んだ無料マンガが購入物としてライブラリに残るものもあります。
また最初の数ページだけを試し読みできるケースも多いので、沢山の作品に触れたい方にぜひおすすめしたいですね。
電子書籍で漫画を買うことの9つのデメリット・不便な点
一方で、電子書籍には全くデメリットがないわけではありません。
ここでは電子書籍で漫画を購入する場合に気を付けたい注意点を9つ紹介します。
- 友人や家族に貸しづらい
- 古本屋で売れない
- 購入しているのは閲覧する権利でデータそのものではない
- 電子書籍リーダー・タブレットの購入費・維持費がかかる
- ディスプレイで閲覧するので眼が疲れやすい
- 読書環境がデバイスの性能に大きく左右される
- 故障やバッテリー切れなどで読めなくなる
- コレクターとしての満足感・所有欲を満たしにくい
- 購入履歴が残る
詳しく見ていきましょう。
①友人や家族に貸しづらい
電子書籍は物理的な本ではないため、友人や家族に貸しづらいのがデメリットです。
購入した電子書籍はアカウントや電子書籍リーダーと結びついているため、その中の1冊だけを他人に見せることができません。
デバイスごと他人に渡さなければならず、その間は当然自分は使えなくなるため、他人との共有にはあまり向いていません。
友人や家族との本の貸し借りは読書の楽しみ方のひとつと言えますが、電子書籍ではこのような利用のしかたは難しいでしょう。
②古本屋で売れない
電子書籍は購入しても古本屋に売ることができません。
読まなくなった本を頻繁に古本屋に持ち込む方は、電子書籍向きではないでしょう。
③購入しているのは閲覧する権利でデータそのものではない
電子書籍を購入する場合、購入しているのは電子化された書籍を閲覧する権利であり、書籍のデータを購入しているわけではありません。
また権利はアカウントに紐づけて管理されているため、何らかのアクシデントでアカウントがBANされると、購入した書籍がすべて読めなくなる場合があります。
④電子書籍リーダー・タブレットの購入費・維持費がかかる
電子書籍はデバイスの購入費や維持費がかかります。
もちろん性能は価格に反映されるので、よいデバイスで漫画を読もうとすればその分のコストがかかってしまいます。
またデバイスには寿命もあるので、利用し続けるなかで買い替え費用がかかってしまうのもデメリットのひとつと言えるでしょう。
⑤ディスプレイで閲覧するので眼が疲れやすい
電子書籍で漫画を読む場合はディスプレイを通して読書することになります。
スマホやタブレットは高輝度でかつバックライトを搭載しており、目への負担が大きいため、長時間の読書には向いていません。
電子書籍リーダーによく使われているE Ink(電子インク)なら、目への疲労感が格段に少ないため、長時間の読書をするなら、専用のリーダーのあるサービスがよいでしょう。
⑥読書環境がデバイスの性能に大きく左右される
電子書籍は、読書環境が使用するデバイスの性能に大きく左右されます。
たとえばオリジナルの単行本のサイズに関係なく、電子書籍ではディスプレイの大きさに紙面サイズが調整されてしまいます。
デバイスのディスプレイによってはオリジナルの読書環境が再現できないため、人によっては満足のいく読書体験が得られないかもしれません。
⑦故障やバッテリー切れなどで読めなくなる
電子書籍はデバイスや電子書籍リーダーの故障やバッテリー切れなどで読めなくなることがあります。
またデバイスのバッテリー消費が大きい場合は、こまめな充電が手間に感じる可能性はあります。
⑧コレクターとしての満足感・所有欲を満たしにくい
電子書籍は現物の書籍と異なり、所有感を感じにくいのもデメリットです。
漫画好きの人なら、本棚にずらっと並んだ背表紙を見て気分が高揚するという人もいるでしょう。
しかし電子書籍はあくまでディスプレイ上に表紙が並ぶだけなので、物足りなさを感じがちです。
またドラゴンボールのように背表紙が並んで1枚絵になるようなしかけを楽しめないのも残念ですね。
(※ eBookJapanのように背表紙を並べられるサービスもあります)
⑨購入履歴が残る
電子書籍は購入履歴が必ず残ります。
購入しにくいタイトルも人に知られることなく買えるのは電子書籍のメリットですが、反対にその購入履歴は必ず記録されてしまいます。
どのように表示されるか、また表示上消せるかは電子書籍サービスごとに対応が異なりますが、履歴と個人が結びつくのは紙の本にはないデメリットです。
電子書籍と紙の漫画のおすすめの使い分け方
ここまで電子書籍のメリット・デメリットを紹介してきましたが、利用するにあたってどちらか一方に完全に寄せる必要はありません。
電子書籍には電子書籍の、また紙には紙のメリットがあります。
場面に応じて使い分けながら購入することをおすすめします。
ここでは電子書籍、紙の漫画をそれぞれどのような場面で利用すべきか考察してみました。
おすすめしたい電子書籍の利用場面
下記のような場面では優先して電子書籍を利用するとよいでしょう。
- 思い入れがそこまで強くない漫画の購入
- 巻数の多い漫画の購入
- 移動中など息抜きに読みたい漫画の購入
電子書籍の強みは大量の漫画を簡単に持ち運べること、また省スペース化できることです。
クーポンやポイント還元で買えば買うほど次がお得に買えるしくみも多いので、巻数が多くなればなるほど利用すべきと言えます。
またどんな漫画でも持ち歩きやすいので、ちょっとした息抜きに読めるような漫画を普段使い用に購入するのもありですね。
おすすめしたい紙の漫画の利用場面
紙の漫画の価値は何と言っても現物として手元にあることです。
体験が触れられるものとして手元に残るのは強いですよね。
また特装判や限定版など、特別な仕様や装丁が施されているものは紙でしか購入できません。
- 推し漫画として現物を手元に残したい場合
- オリジナルのサイズ感で楽しみたい場合
- 紙でしか刊行されてない場合
- 初版本や帯を押さえたい場合
- 特装判や限定版の購入
- 布教したい漫画の購入
他にも初版本の購入や帯違いなど紙ならではの楽しみ方もあるので、ケースバイケースで使い分けをするのがおすすめです。
また古本の場合は1冊100円などの激安本もあり、決して状態はよくないものの、大量の漫画を安く購入できます。
「とりあえず作品を読めればよい」ということであれば、ブックオフなどで中古本を活用するのも大いにありだと思います。
電子書籍で漫画を読むメリットまとめ
電子書籍はユーザーにとってもメリットの多い出版方式です。
習慣を理由に優れた利便性を排除してしまうのはもったいないことです。
今では多くの企業が電子書籍サービスを手掛けており、アプリなどで気軽に試せるものも増えてきています。
ぜひ本記事を参考に電子書籍に触れてみてください。