WordPressテーマ『SANGO』をレビュー!SANGO 3.0で第一線で戦えるテーマに

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SANGOは2017年の発売以来、多くのブロガーから支持されてきたテーマで、本ブログ『ぶいなび』でもSANGOを使用しています。

特にここ数年は「SANGO 3.0」などの大型アップデートや地道な機能刷新を続けてきたことで、SANGOの再評価が進んでいる印象です。

一方で口コミやレビューなどでは特定のテーマに人気が集まりやすいため「SANGOもよさそうだけど強く推されてるあのテーマと迷っている」という方も多いのではないかと思います。

そこで本記事では、SANGOを長年使用し続けている筆者が、最新のSANGOについてレビューします。

SANGOは単体の商材としてアフィリエイトプログラムを設けていないため、書かれた比較記事の情報が古いまま放置されていることも珍しくなく、正しい情報が伝わっていないなと感じることも少なくありません。

本記事では最新の情報にもとづいたSANGOの魅力をお伝えできればと思うので、SANGOが気になっている方はぜひ参考にしてください。

メリット

  • 構造化データやGutenbergなどの最新機能に完全対応
  • 親しみやすく洗練されたデザイン
  • SANGO Landによる豊富なデザインカスタマイズ
  • 気持ちよく書けるブロックエディター
  • 質問しやすいサポート体制
  • 組織による継続性のある開発保守

デメリット

  • ジャンルによっては全体の雰囲気がアンマッチ
  • SANGO 3.0へのアップデートで既存カスタマイズに不具合が生じる可能性あり

SANGOとは

SANGO公式サイト

SANGOはWEBメディア「サルワカ」から生まれたWordPressテーマです。

2017年の発売と同時に爆発的な人気を集め、親しみやすく洗練されたデザインと使いやすさ、高い機能性で、発売から5年が経った現在も多くのブロガーに支持されています。

近年は機能のアップデートに積極的で、2022年の大型アップデート「SANGO 3.0」では抜本的な大改造を行い、最新のテーマと比べても見劣りしない、ブログ運営の第一線に立つテーマとして大きく生まれ変わりました。

収益化やSEOなどのシビアな用途にも対応できる、今あらためて注目したいテーマです。

SANGOの製品情報

SANGOはマーケットサイト「BOOTH」で販売されており、クレジットカード決済やコンビニ決済などで購入できます。

SANGO
価格14,800円
ライセンス複数サイト利用可
発売年2017年
販売者サルワカ

また、SANGOは単体での販売のほか、レンタルサーバー「ConoHa WING」とセット販売もされています。

個別で購入するよりも安く買えるので、これからブログやアフィリエイトを始めたいという方におすすめです。

SANGOのメリット

SANGOのメリットは6つです。

  • SANGO 3.0でGutenbergや構造化データに完全対応
  • 親しみやすく洗練されたデザイン
  • SANGO Landによる豊富なデザインカスタマイズ
  • 快適度が高く執筆のしやすいブロックエディター
  • 質問しやすいサポート体制
  • 組織による継続性のある開発保守

それぞれ詳しく見ていきましょう。

SANGO 3.0でGutenbergや構造化データに完全対応

SANGO 3.0

SANGOは「SANGO 3.0」へのアップデートで、それまでプラグインによる対応だったブロックエディター(Gutenberg)をテーマ本体に統合しました。

あわせてCSSの全体的な見直しキャッシュ機能の強化が行われており、それまではプラグイン任せだった機能が本体機能として追加されたことで、全体の最適化がより進んだWordPressテーマへと進化しました。

▼SANGO 3.0で追加された機能

  • CSSの全体的な刷新
  • SANGO GutenbergとSANGOテーマ本体の統合
  • キャッシュ機能など各種高速化機能
  • ヘッダーやフッターでコンテンツブロックが使用可に
  • 記事一覧ブロックで横に並べられるカード数を指定可能に
  • 参考ブロックのスタイルの追加

また昨今、特に重視されるようになった構造化テーマへの対応も進んでおり、最新のSEO事情にしっかりとキャッチアップしたテーマとなっています。

SANGOのGutenberg対応について

SANGOはブロックエディター以前に開発されたテーマのため、前バージョンのSANGO 2.0まではプラグインによる対応をアナウンスしていました。しかしSANGO 3.0でブロックエディターを本体機能に統合し、完全対応を実現しています。同時にSANGO 2.0での利用を継続するユーザーにも継続的に対応することを公表しています。

親しみやすく洗練されたデザイン

SANGOが支持され続けてきた理由のひとつに、高いデザイン性が挙げられます。

SANGOは淡い配色や曲線が特徴的で、余白の取り方やフォントの選び方など、非常に計算されている印象です。

デザインのカスタマイズ性も高く、見出しや記事装飾の豊富な選択肢に加えて、ページ単位での作り込みに対応したデザインパーツが数多く揃っています。

またSANGOはもともと持っているデザイン性が高いため、イメージ主導のカスタマイズをしても、十分に応えてくれる柔軟性があります。

ぶいなび
ぶいなび

これまでいくつものWordPressテーマを使用してきましたが、デザインのレベルは非常に高いのではないかと思います。

SANGO Landによる豊富なデザインカスタマイズ

SANGO Land

近年のSANGOの大きな魅力のひとつが、パターンライブラリサービスの「SANGO Land」です。

SANGO Landはユーザー投稿型のライブラリサイトで、SANGOのブロックエディターで使えるデザインパターンが多数掲載されています。

たとえば下記のブロックパターンがコピペだけで簡単に利用できます。

  • ボタン
  • タブ
  • 関連記事
  • 参考リンク
  • レビューボックス
  • ギャラリー
  • ヒーロー
  • 構造化データ

それぞれ機能とデザインの両面で使い勝手が非常によく、簡単にデザインの美しさ、記事の見やすさを拡張できます。

またSANGO LandはAPI連携によって、エディタ内でワンボタンで呼び出せます。

ユーザー自身が使いたいものをシェアできるしくみが備わっているのは、非常にエコかつ先進的です。

快適度が高く執筆しやすいブロックエディター

SANGOの特徴のひとつが、快適に使えるブロックエディターです。

SANGOは「SANGO 3.0」で、ブロックエディターに完全対応しており、完成度も非常に高く、使いづらさを感じることがありません。

UIもよく考えられており、初見でも迷うことなく直感的に使えます。

SANGO 3.0でブロックエディターを本体機能に統合

SANGOはブロックエディター発表前に発売されたテーマのため、ブロックエディター対応が進んでいないと誤解されがちです

実際は、SANGOは「SANGO 3.0」で本体機能にブロックエディターを統合しており、古参テーマでは十分すぎるほど対応が進んでいます。

またエディターは動作も速く、痒いところに手が届くようチューンナップされているため、執筆を妨げることがありません。

SANGO Gutenbergもアップデート対応を継続

SANGOでは「SANGO 2.0」のまま使いたいユーザー向けに、従来の専用プラグイン「SANGO Gutenberg」の対応を継続しています。

カスタマイズの関係からSANGO 3.0にアップデートできないユーザーも、しっかりとブロックエディターを使えるのは良対応ですね。

この辺りのサポート力もSANGOを支持できる理由のひとつです。

質問しやすいサポート体制

SANGOはサポート体制も充実しています。

最近ではフォーラム形式でサポートを行うWordPressテーマも増えましたが、SANGOでも会員制フォーラムを開始したほか、簡単な質問は従来どおり質問コメントで受け付けてもらえます。

印象としてはかなり丁寧な対応で、塩対応感がないのは素晴らしいと感じます。

質問しやすい雰囲気があるので、WordPress初心者の方でも安心です。

組織による継続性のある開発保守

SANGOはWEBメディア「サルワカ」からリリースされており、これまでに複数のエンジニアが開発や保守を担当しています。

組織的に開発保守の継続性が担保されているため、安心感をもって使えます。

SANGOのデメリット

ここまでSANGOのメリットを解説してきましたが、まったくデメリットがないわけではありません。

SANGOのデメリットとして、2点ほど理解しておきましょう。

  • SANGO 3.0へのアップデートで既存のカスタマイズに支障が出る場合あり
  • カスタマイズしないと「よく見るSANGO」のようにならない

詳しく解説します。

SANGO 3.0へのアップデートで既存のカスタマイズに支障が出る場合あり

SANGO 3.0へのアップデートでは、更新内容の一部を「破壊的変更」として、以前のカスタマイズの表示が崩れる可能性があることをアナウンスしています。

またサルワカ以外でリリースされた子テーマやプラグインでも同様に不具合を起こす可能性があります。

子テーマをPHPなどでカスタマイズしている場合やPORIPUなどの子テーマを使っている場合、3系と相性が悪い可能性がありますのでご注意ください。

また、CSSも調整していますのでカスタマイズによっては大きくデザインが崩れる場合があります。

SANGOカスタマイズガイド

以前からのユーザーでカスタマイズの対象範囲が広い場合、不具合対応が大掛かりになる可能性があります。

カスタマイズしないと「よく見るSANGO」のようにならない

SANGOはデザイン性の高さから、ユーザーカスタマイズが盛んに行われたテーマです。

カスタマイズの知見も十分にシェアされたため、現在も運用を続けているSANGOサイトは何かしらのユーザーカスタマイズを行っている印象です。

これから新規で使う場合「思った感じにならない」と悩む可能性はあるかもしれません。

SANGO Landへの情報集約を期待したいところですが、見つからない場合はカスタマイズ情報を自力で探す必要があります。

また情報が古いまま放置されているものも少なくないため、SANGO 3.0に適合するよう自力で修正が必要かもしれません。

【注意】SANGOの評価を見る場合は最新の情報か要チェック

注意喚起をしておきたいのが、古い情報をそのままにしているSANGOのレビュー記事です。

SANGOはテーマの販売にアフィリエイト報酬を設定していないため、情報更新がぞんざいにされがちな印象です。

SANGO 2.0以前、機能更新が停滞していたのは事実ですが、ここ数年はアップデートにかなり積極的です。

特に人気テーマ「SWELL」を強く意識しているようで「SWELLでできることは可能な限りSANGOに入れよう」という意欲も感じます。

ネットの評価を見る場合は、それが最新の情報にもとづいているのか、しっかりと見極めましょう。

SANGOレビューまとめ

SANGOは2022年のSANGO 3.0へのアップデート以降、最新のSEO事情にキャッチアップした現役のテーマとして生まれ変わりました。

特にデザイン性は唯一無二で、デザインがよいとされているテーマのなかでも、一歩抜きん出ています。

「利用者が増えているテーマを選ぶのが正解」という説にも一理ありますが、SANGOも歴史が長く、使用者は決して少なくありません。

バリエーションやカスタマイズの幅が広がった新生SANGOでより自由でイメージの近いサイト作りを多くの方に体験していただければと思います。

当ブログもSANGOの魅力を伝えていけるサイトになれればと思いますので、ルックスや運用の変遷をチェックしていただけると幸いです。

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